2007年7月3日火曜日

点と線と生きる意味

「線」とは「点」が集まってできるものだ。
一つ一つの「点」が集まって「線」になる。
一つ一つの出来事が集まって道になる。
人生は一つ一つの出来事、一瞬一瞬の出来事がつながって成り立つ。

一つの点だけにこだわれば、そこで道は止まり、
点がバラバラに散らばってしまえば道ではなくなる。

一歩一歩確実に歩む必要はあるが、
一歩一歩に気を取られすぎると道に迷ってしまう。

だから、一つ一つの点に集中しながらも、
まっすぐ進んでいるか、「全体」を見て方向確認する必要がある。
私たちが人生という一本の線を歩いていくために。

線が集まれば「文字」になる。
その文字がさらに集まって「ことば」をなし、「意味」が生まれる。

そこに私たちはいのちを与えるのだ。
自分自身の生を投入し、「自己」という意味づけをするのだろう。

ことばが生き、ことばが動き出し、いのちが生まれるのだ。


そうすれば、生きる。

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