2008年2月29日金曜日

閏年

今年は4年に1度の閏年(うるうどし)。つまり、2月29日がある年である。

今日生まれの人は、「4年に1度しか年を取らない」と冗談でも言われているが、インターネットで調べたところ、民法では閏年の2月29日生まれの人の場合、閏年以外の年は「28日の満了時」、すなわち3月1日が誕生日となると定められているらしい。そんなこと定めなくても・・・と思われるが、しっかり記載されていることがおかしかった。

ちなみに閏年が発見されたのは、なんと紀元前4000年頃で、エジプト人が既に1年を12ヶ月(1ヶ月30日+5日)に区切り、4年に1度の閏年も入れた暦を作っていたという。つまりその当時から人類は数の概念を持ち、時間の概念を持っていたことになる。

今日はそんなことを考えさせられる日である。

2008年2月28日木曜日

国際マンガミュージアム

サイエンスから見える風景に国際マンガミュージアムがある。サイエンスの反対側にある建物で、サイエンスに来られるお客様の中には、ここを目印にされる方も結構いらっしゃる。

五百円くらいで一日いられるマンガの図書館といったものだ。喫茶店もあり、マンガも読み放題で、時間のある方にはお勧め。私はまだ行ったことはないのだが、『国際』というだけあって外国人観光客もたくさん訪れているらしい。




実は、この国際マンガミュージアム、もともとは小学校で、廃校になったものを再利用したものとのこと。確かによく見ると建物の造りは学校である。芝生の部分が運動場で、少し増築して現在の建物となったそうだ。

少子化進む日本におけるなかなかの「再生」利用と言えるかもしれない。もちろん、この学校出身だった方々は残念がったそうであるが、しかし小学校が廃校となり、学校そのものが消滅してしまうよりは、なんらかの形で存続していてくれた方が、童心に帰って昔を懐かしむこともできるのではないかと思う。

2008年2月27日水曜日

同時性

昨日はたまたま雨の中帰宅したのだが右足がなんだか冷たい。使い古した靴にどうも穴があいたらしい。(そろそろ靴を変えねば…)などと考えながら帰宅した。

ところが今朝兄が同じような話をしたため、事態は急変。しかも右足まで同じ(笑)

居合わせたWさんにも「兄弟で同じことになるなんてさすがやなぁ~」と爆笑されてしまった(笑)

家庭が元々使い切るまで新しい物は買ってもらえない環境ということもあるが、こんなこともあるのか。ただ単に2人とも雨が降るまで気づかなかっただけであろうが、今日はこれって同時性(?)と感じさせるという事件が起こった日であった(笑)

2008年2月26日火曜日

ゴミサワデー

 サイエンスのゴミ箱に設置するため、Wさんが「ゴミサワデー」なる秘密兵器を購入。これはゴミ箱のふたにつけておくと、生ゴミなどの匂いを消してくれるというスグレモノ。

 私も初めて見たので、このような消臭剤が販売されていたことに驚いた。我が家でも使ってみようかな・・・と思ったら、我が家には生ゴミ専用のゴミ箱がなかった(泣)

2008年2月25日月曜日

ビョークのコンサート

 ビョーク(Bjork)というアイスランド人の歌手のコンサートに行った。以前から妻がビョークのファンで、たまたまビョークが来日し、コンサートをするということを知った妻が、何とかチケットを手に入れ、一緒にいくこととなったのだ。

 芸能人にもファンが多いそうで有名人らしい。私は全く知らなかったのだが、前評判(?)では全体的にマイナーな曲が多く、ずっと聴いていると落ち込むそうである(笑)

 たまたまコンサートがある日に妻の母が来て下さることになっており、我が子の面倒を見てくださるということで、今回のコンサートに行くことができたのだ。

 おかげで妻と私はビョークのコンサートを満喫できた。もちろんおばあちゃんも孫との時間を満喫したのであるが…。妻にとっては良い気分転換になったのではないだろうか。

 ちなみに、八年ほど前に妻がビョークのコンサートに行ったときはクラシックのコンサートのように静かなものだったそうだが、今回のコンサートはエキセントリックというか、アヴァンギャルドというか、トランスチックというか、ものすごく激しいものであった・・・

2008年2月24日日曜日

お茶鍋

我が家の鍋はお茶鍋が定番である。
「え?お茶の鍋??」と思われるかもしれないが、これがやみつきになるほどおいしい。

「あっさりお茶鍋」という名前の商品なのであるが、手に入れようと思っても一部の店でしか売っていない。販売元のダイショーさんのホームページを探しても、見あたらないのだから、あまり人気がないのか。いずれにせよ、かなりレアなものである。 だから手に入れるのも大変である。

一昨年くらいにたまたま妻の母が見つけたということで、最近送ってもらったのだ。 お茶の香りとさっぱりとした味付けで、具材の良さを引き立て、健康にもいいという優れもの。

鍋が多いこの季節、我が家では欠かせないものの一つである。

2008年2月23日土曜日

出産前

前にも書いたとおり、私の真ん中の兄は、芸術家をしているのだが、金魚で有名である。

Tシャツだろうと升だろうと部屋であろうと何にでも金魚を泳がせるのが得意なのであるが、彼の多数ある作品の中には、妊婦さんのお腹に金魚が泳いでいるという作品がある。

ところが、自分の奥さんに金魚を泳がせるのを忘れていたらしく、なんと分娩室にはいる直前に急いで金魚を描き、なんと出産の時には金魚がお腹を泳いでいたそうである・・・

立ち会った看護師の方々も、お腹の金魚に驚いていたそうだ・・・

それを許可した産科の先生もすごいが、それを敢行した兄もすごい(笑)

2008年2月22日金曜日

金ごまいわし、金ごまわかさぎ、金ごまこあじ

「有限会社いい友」様からわだまんサイエンスに「金ごまいわし」、「金ごまわかさぎ」、「金ごまこあじ」が送られてきた。
中を見てみると、金すりごまがふんだんにまぶされた魚たちの群れ。魚好きの私にとっては大喜びの品々。
「いい友」様、ありがとうございました。スタッフ一同でおいしくいただきます。

いい友様のホームページ

2008年2月21日木曜日

光陰矢のごとし

娘が生まれて早いもので今日でもう五ヶ月。 あんなに小さかった我が子も今では六㌔を越え、大きな声でわめき立てることができるようになった。 寝返りもできるようになり、日に日に成長していく姿が手にとるようにわかる。 どんな子が生まれてくるのかわからなかった時のことを思い出すと、元気に生まれてきてくれたことに感謝する。 こう考えると、娘が巣立っていく日もあっという間に来てしまうのかもしれない。光陰矢のごとしとはよく言ったものだなぁと痛感する。

2008年2月20日水曜日

プロフィール

ブログを始めてから、最近知り合いからのメールが増えてきた。

何故かと考えつつ、何気なく自分のブログのプロフィールを見てみると、プロフィールの観覧者が800人を越えていた・・・。かなりたくさんの方がチェックしてくださっているようだ。

何か恥ずかしいというか申し訳ないというか・・・。

インターネットというのは本当にすごいと思う。

2008年2月19日火曜日

誕生

二番目の兄のところに待望の長男が誕生した。

名前はまだ決めていないそうであるが、無事に生まれてほっとしている。どうでもいいことではあるが、我が子が生まれたのが9月21日、兄の子は2月19日で、数字が類似しているところが面白い。

実は私の兄弟3人の子供達(長男のところは次男であるが)は、それぞれ同学年となる。我が子の成長に合わせてお互いに相談ができるのは心強い。女の子は我が子だけなので、貴重な存在。とはいえ、いとこが男ばかりとなれば、必然的に我が子も「腕白」「やんちゃ」になる予感・・・(笑)

なににせよ、ご長男の誕生、おめでとうございます。

次男・深堀隆介のプロフィール

わだまんサイエンスの商品、「サクラ石鹸」のパッケージも深堀隆介が描いたものです。

2008年2月18日月曜日

永井という苗字

私の母方の姓は永井といい、母の家族は元々は島根県の出雲大社の近くに住んでいたという。祖父母の時代に長崎に移り住み、祖母は100歳近くにして現在でも元気に過ごしている。大学卒業を機に、母は仕事で名古屋に住むようになり、たまたま長崎出身の深堀さんに出逢い、結婚したわけである。

まぁそれからは深堀さんなのであるが、会社のWさんに、母方の姓が永井であるという話をたまたましたところ、実はWさんのお母様も永井姓だったということが分かった。これにはびっくりしたが、これもご縁なのだろうと思った。

ちなみに母の妹さんは、滋賀県でたまたま永井という苗字の人と出逢い、結婚後も永井さんである(笑)

人の縁というのは、本当に面白い。

2008年2月17日日曜日

エリンギ入りチーズリゾット

今日の昼ご飯は、妻お得意のチーズリゾット。

コンソメで味付けして今回は歯ごたえのいいエリンギを入れたそうである。コリコリしていて食感も良く、肉が入っていない分を十分に補う。最後にチーズを入れて混ぜれば出来上がり。

経済的で簡単なお昼ご飯ということで、実は我が家では今日で3回目であった。

妻曰く、「徐々においしくなってきている」とのことである。ごちそうさまでした。

2008年2月16日土曜日

半額セール



バレンタインデーを過ぎると、バレンタイン用のチョコレートが半額で売られるそうである。ここぞとばかりに妻は半額になったチョコレートを買ってきた。もちろん自分で食べるためである。

・・・主婦は強い(笑)

2008年2月15日金曜日

深堀という苗字

 深堀という名前は、長崎に多い名前で、長崎には「深堀町」という町まであるくらいだ。長崎では「石を投げれば深堀に当たる」などという言葉が存在するほど、深堀姓が多い。

 だから、長崎に行ったときなど、自己紹介をすると、「どこ町の深堀ね?」と尋ねられることになる。いったいどこ町の深堀なのだろうと親族に尋ねたところ(戦後住む場所が変わったため、元々どこに住んでいたか実は父も知らなかった)、橋口町になるらしい。現在ではどこ町の深堀か聞かれたら、「はい、橋口町の深堀です。」と答えるようにしている。

 インターネットで深堀という名前について調べてみたところ、面白いことが分かった。元々深堀家は和田という姓を名乗っていたことがあるそうだ。現在ご縁があって、和田萬商店、つまり和田姓の方と深い関わりがあることに妙に納得してしまった(笑)

 ちなみによく間違われるのであるが、私の苗字の「深堀」は「ふかぼり」ではなく、「ふかほり」と読む。

参考:「風雲戦国史-戦国武将の家紋-」
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/hukabori.html

2008年2月14日木曜日

バレンタインデー

今日はバレンタインデーということで、母よりチョコが届いた(→)。また、出勤すると、Wさんからも社長と私にチョコレートをいただいた(↓)。もちろん、「はい、義理チョコです。」という決め台詞(?)とともに。










 ちなみに妻からは、早いうちから「お金がもったいないのでないからね。」と、あっさりバレンタイン商戦にはひっかからないぞとばかりのお達しがあった・・・(泣)

2008年2月13日水曜日

雪化粧

昨日の夜から降った雪のため、今日の京都は一面銀世界となった。天気予報では今日の最高気温は4度、最低気温がマイナス1度だそうだ。部屋の中にいても手がかじかむほどの寒さ。

サイエンスから見える景色は絶景であるが、通勤・通学には少々不便。


実は今日、通勤途中で私は思い切り音を立てて転倒し、注目の的となってしまった。(笑)道が滑りやすくなっておりますので、皆様もご注意ください(笑)

2008年2月12日火曜日

さくら姫

わが子のひな人形が妻の両親より送られてきた。
その名も「さくら姫」
我が家に飾る場所があまりないため、収納ケース付きの雛人形である。


吉徳監修のひな人形で、顔立ちもよく、場所も取らないすぐれものである。女の子にとってひな人形は一生物。大切にしたい。

2008年2月11日月曜日

高級中国茶


妻のお父さんが中国土産を持って来られた。今回頂いたのは、高級な中国茶。しかも「生」の茶葉である。「美云星名茶」というお茶で、これが本当においしい。もちろん今回乾燥品も持ってきてくださったが、生になるとさらに高くなるそうである。ただし、生であるだけに冷凍しておいて、早めに飲まなければならないそうだ。



一度湯通しした後に、ほんの1分ほどだけお湯につけて飲む。
ウーロン茶とは思えないほどまろやかで、これを飲むと気分が落ち着く。
中国茶については詳しく知らないが、このお茶がおいしいことは飲んでいただければすぐに分かるだろう。そして、恐らく値段もそれなりの額ではないかと思う・・・。

孫に会いに京都まで来てくださった「おじいちゃん」に感謝。

2008年2月10日日曜日

お好み焼き屋さん



去年、家の近くにお好み焼き屋さんできた。
名前は「さんすい」

2人の気の良いおばさまたちがやっているお店で、少々値段は高いが、ボリューム満点のお好み焼きである。
この店ができたばかりの時には、妻が3つ購入して帰ってきたのであるが、結構な量があり、食べきれないほどであった。

場所的には少々分かりづらいところにある。
桂川街道沿いにあり、車であれば大阪方面から京都方面へ北上する途中でちょっと測道に入ればお店に行くことができる。ただし、「あ、お好み焼き屋があるんだ・・・」と思っているうちに、通り過ぎてしまうだろう(笑)

私の場合は近所であるため、自転車に乗っていって注文し、焼いている間に別の買い物に行って、帰りに寄って帰るといった買い方などをしている。

おいしいお好み焼きなのであるがボリューム満点なので、購入時にはご注意を・・・

2008年2月9日土曜日

雪が降る2


今日は東海地方を中心に雪がひどかったようだ。もちろん京都でも雪が積もり、一面銀世界となった。

朝から我が子を病院に連れて行かなければならず、今日は朝からいそいそとおでかけ。大人にとってこんな日の外出は少々辛く感じるが、我が子にとっては人生においての貴重な「雪」体験であろうから、こういう日に外出させるのも大切なことなのかもしれない。

早く我が子と雪合戦ができる日が来ないかなぁ・・・(笑)

2008年2月8日金曜日

指しゃぶり


わが子は最近、歯茎がくすぐったくなってきたのか指しゃぶりをするようになった。指だけではなく、辺りにあるものは何でも口に入れようとしたがる。だからぬいぐるみだろうとタオルだろうと、布団だろうと、とりあえず口に入れてみて、確かめるようになった。

それはまあ普通のことであるだろう、とパパとしては特に気にしていなかったのであるが、とうとうわが子は足の指まで口に入れるようになった。

「そんな卑しい人間に育てた覚えはありません!」とパパとしては言いたい気分ではあるが、わが子の体の柔らかさに驚き、思わず写真を撮ってしまった・・・。

※ちなみに服を着ているときにはこの技はできないようである。

2008年2月7日木曜日

来る?行く?

電話などをしている時、今から相手のいる場所に行く場合、一般的には「今からそっちに行きます」と言う。
ところが、くどいようであるが、長崎弁ではそうは言わない。

「おい、今から来っけんが」

などのように言う。

「私は今からそちらに向かいますので」といった意味になるだろうか。

長崎弁では、相手がいる場所に「行く」ことを、なぜか「来る」と表現する。これは、まさに英語の感覚と同じである。

英語の場合、たとえば夕食時にお母さんがご飯ができたとき、別の場所にいる子供たちを呼ぶと、子供たちは「Yeah, I'm coming!」と応える。意味としては「うん、今行くよ」といった具合だ。

英語においても呼びかけた相手のいる場所に行く場合は、come(来る)を使用するのである。

つまり、英語においても長崎弁においても、自分が相手の立場に立って、相手の視点でものを言う、思いやりのある言葉と言えるのだ。

長崎弁などの方言を考察すると、日本語の歴史といったものが垣間見えるようで、柳田國男先生を引き合いに出さずとも、本当に示唆に富んでいて楽しい。

2008年2月6日水曜日

おいとわい2

長崎弁では自分(一人称)のことを「おい」、相手のことを「わい」(二人称)と言うのであるが、長崎の知人と一緒に名古屋のレストランに入ったときに面白いことがあった。

その知人は根っからの長崎人なので、自分のことを「おい」と言う。当たり前のことではあるが、長崎以外の地域でも彼は自分のことを「おい」と言うのである。

注文の時、ウェイトレスさんに私が注文した後、彼も私と一緒の料理を頼もうと思ったらしく、「おいもそいばください(私もそれをください)」と言った。

するとウェイトレスさんは、少し怪訝そうな顔をしながら、「すみません、芋はおいておりません。」と言ったのだ。私は大爆笑した。ウェイトレスさんとしては、「お芋ください」と聞こえたらしい。

知人は必死になって「いや、そうじゃなくて、おいもそい(それ)、(メニューを指差し)こい(これ)ね、こいと同じやつばください」と何とか分かってもらおうと何度も繰り返す。彼の方もウェイトレスさんになぜ理解してもらえないのかが分からない様子であった。

知人には申し訳ない話だが、確かに長崎弁を知らなければ「おい」も「わい」も長崎県外の人には理解できないだろう。

長崎の方、長崎以外では、「おいも(私も)」は、「お芋」に聞こえるようなのでご注意いただきたい(笑)

2008年2月5日火曜日

おいとわい

長崎の知人と久しぶりに電話で話した。
私にとっては久しぶりに長崎弁に触れる機会であった。

彼との会話で思い出したことは、「おい」と「わい」という言葉である。


子供の頃、「プロゴルファー猿」という藤子不二雄さんのアニメがやっていたのだが、その中で主人公の猿くんは、自分のことを「わい」と言っていた。これは広島弁の方言で、自分のことを指す言葉(一人称)であるのだが、通常「わいは・・・」という会話を聞くと、自分を指す言葉のことだと誰もが思うのではないだろうか。

ところが長崎弁では、「わい」とは相手のこと(二人称)を指す。

 私は3年ほど長崎に住んでいたことがあるのだが、初めて長崎弁に触れたときには、この「わい」という言葉の意味がさっぱりわからなかった。たとえば、長崎弁では、「わい、なんばしよっと?」というと、「お前は何をしているんだ?」という意味になる。ところが、私にとって「わい」とは自分自身を指す言葉(一人称)であるため、「わい、なんばしよっと?」と言われると、「俺は何をしているんだ?」という意味に聞こえてしまうのである。だから、(この人はいったい何を言っているのだろう?)とか(この人、自分に話しかけてるぞ・・・)という風に理解するのである。自分に対して言われているとは初めのうちはまったく理解できなかったのである。

だから、「わい、バリ(とても)頭良かけんねぇ~」などと、相手にからかわれた場合、私にしてみれば、「俺はとても頭がいいんだぞ~」という自信過剰の発言として捉えられるのである。そこで、自信過剰な人だなぁと感じつつも、「ええ、そうですよねぇ(ニコ)」と返答してしまうと、私自身がかえって自信過剰の発言をしているかのごとく受け取られ、「わいは横着っかなぁ」(お前は横着だなぁ)といったように逆ギレされてしまうのである(笑)

長崎弁に慣れて、自分のことを「おい」、相手のことを「わい」と区別して聞き取れるようになるまでは、一人称と二人称が混乱した。

長崎に旅行に行かれる方は、ぜひお気をつけいただきたいことの一つである(笑)

2008年2月4日月曜日

親族会

久しぶりに親族と会う機会に恵まれた。
だいたい我が家の家系は、明るい性格の人物が多く、集まれば昔話に花が咲く。

ある伯父は戦後に貨物列車で旅をした時の貴重な話をしてくださった。
戦後すぐ、貨物列車を乗り継ぎ、関門海峡を越える機会をもたれたそうだ。
関門海峡では船に乗り換えるのだが、当時はまだ海上に沈没船が多く、沈没船のマストがあちらこちらに見えたそうである。

そのマストにぶつかりそうになると、カーンカーンカーンという音が響き、船はバックして進路変更する。そんな進路変更を繰り返して船は進んで行く。

戦後すぐの関門海峡には多数の沈没船が浮かんでいたことに驚くと共に、「戦後すぐにそんな旅ができたこの伯父は、一体何者?」と考えてしまった。

いずれにせよ、戦中、戦後の話を聞かせていただく機会を持てたことは何よりの貴重な体験であった。

2008年2月3日日曜日

節分

我が家での親子3人初めての節分がやってきた。

準備しておいた恵方巻きを南南東を向きながら黙って食べる。私の家では節分に恵方巻きを食べる習慣はなかったため、実は今日で恵方巻きを食べるのは2回目となる。

食べている間中、「これ、絶対寿司屋が切る手間を省くために作った制度なんじゃないのか?」とつっこみたくなる気持ちを抑えつつ、必死で食べた。

次は豆まき。

アパート暮らしのため、我が子の手に1粒だけもたせ、ベランダにそっとまく。
「鬼は~外」
そして部屋の中に。
「福は~内」

我が子にとっては初めての節分。
今年もいい年となりますように。

2008年2月2日土曜日

神童

生後四ヶ月の我が子が、自分でおしゃぶりを探し当て、いつの間にかくわえている。少し離れたところにおいてあったはずのおしゃぶりを、自分で見つけて口にくわえるているようである。布団の上に寝かせ、しばらくすると、「ちゅっちゅっちゅっちゅっ」とおしゃぶりを吸う音が聞こえてくるのだ。

生後四ヶ月にして、自らの欲することを達成するとは、こやつ、もしや神童か?!と変な期待を胸に抱く。
そういえば、子どもの頃、私の周りにも色々な神童的な人物がいたように思う。

電車やバスの路線や駅名、時刻がすべて言える子
テスト勉強すれば100点、する気がなければ0点の子
高校生にして超難解な数式を解き新聞に載った子
三国志について年号や人物など何でもスラスラと言える子

色々な神童がいたように思う。が、同窓会などで会うと、結構普通のオヂさんになっていたりする・・・

ここで一句
神童も 三十路過ぎれば ただのヒト
(実際には「神童も二十歳過ぎればただの人」とよく言われます)

2008年2月1日金曜日

犬の散歩

帰りが少し遅くなった日には、家の近所でよく犬の散歩をしている人に出会う。だいたい夜の8時半前後のことではあるが、この時間はどうも犬の散歩のピークらしい。多いときには5~6人の人が犬の散歩ついでに立ち話をしており、少しビックリする。

そういえば、小学生の頃、我が家でも犬を飼っていた。ルミという名前で兄の同級生からいただいた柴犬であった。学校から帰り、夕食前に散歩に連れて行くのが日課で、とても可愛がっていた。散歩の折、誤ってどこかに行ってしまったことが何度かあったが、それでも自力で我が家に帰ってくることができる、賢い犬であった。


犬の散歩のある風景は、人間らしさのある風景だと思う。