2008年12月29日月曜日

桃李ものいわざれども…

高校時代の漢文の時間に習った言葉に、「桃李ものいわざれども下自ずと蹊(けい)を成す」というものがある。

これは司馬遷の『史記』に出てくる言葉だそうで、「桃や李(すもも)は、口に出してものを言うわけではないが、美しい花やおいしい実があるから自然と人がやって来て、そこに小道(蹊)ができる。つまり、桃や李は、人格のある人のたとえで、そういう徳のある人には、その徳を慕って人々が集まってくる」ということを表している。(「」内は成蹊学園のホームページより引用した)

この言葉を私はよく思い出す。恐らくこの文を教えてくださった先生がかもしだす、天然というか自然というか、そういった雰囲気もあいまって記憶に強く残っているのではないかと思う(笑)

風流な生き方をする人々の周りには自然に人が寄ってくる。そんな風流人になりたいなぁと自身思いながら、惰性で生きている毎日である(笑)

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