2008年1月7日月曜日

抵抗力

 親戚の赤ちゃんが気管支炎にかかってしまった。風邪をこじらせたらしい。
 その子の親の話では、しっかり衛生面も管理して、消毒には余念が無く、他人などが赤ちゃんに触れるときも、しっかり手を洗ってもらったりしていたそうである。しかし、風邪を引いてしまい、こじらせて気管支炎になったとのことである。人ごみの中で風邪のウィルスをもらってしまったのだろうか。

 妻によると、赤ちゃんは生後3ヶ月くらいから、RSウィルスというウィルスにかかる可能性があり、気をつけなければならないそうだ。大人は抵抗力があり、RSウィルスには感染してもなんともないそうだが、乳幼児は注意が必要なのだそうだ。

 私がベトナムにいたときには赤ちゃんたちはお世辞にもきれいとはいえない状況で、しかも素っ裸でオムツもはかせてもらえない。泥んこで、まさしく「風の子」だったように思う。あまり衛生的ではないベトナムにおいては、かえって抵抗力があるように感じたのを覚えている。

 日本人にアレルギーやアトピーが増えたのも、あまりにも衛生的で、抵抗力がおちてしまったからなのだといわれているのは、まんざら嘘ではないのかもしれない。

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