2008年1月30日水曜日

シャーロックホームズ

私が中学生の頃、NHKでやっていたドラマに、「シャーロックホームズの冒険」がある。ジェレミー・ブレット氏がホームズ役を演じているもので、まさしくイメージ通りのホームズの活躍に毎週胸を躍らせた。

私がシャーロックホームズを知ったのは、中学一年生くらいのときに、入院したことがきっかけであった。1週間ほどの入院生活の後、退院祝いに両親に買ってもらったのが『シャーロックホームズの冒険』であった。それ以来、シャーロックホームズのシリーズは、難解な漢字に苦戦しながらも、一応一通り読み終えたように思う。

その後、シャーロックホームズからは少し遠のいていたが、高校・大学生の時には『刑事コロンボ』にはまったりしていた。

大学卒業後、オーストラリアに留学した際に街の書店に飾られていたシャーロックホームズの英語版がお値打ち価格であったため、購入。通学時などには昔を懐かしみながら熱心に読んだ。

そんなことを思い出しながら、最近そのDVDを借りてみている。中学生の時には理解できなかったことなども改めて見ることで、ようやく理解できるようになったりする。残念ながらジェレミー・ブレット氏は1995年に亡くなっており、続編は出ていない。晩年ジェレミー氏は心臓病に苦しみ、薬の副作用で太ってしまうことを大変気にしながら演じられていたそうである。

まさしくホームズそのものとも言える彼の演技を噛みしめつつ、日本語版、英語版の両方を時間のあるときに借りてきてはじっくり見ている。

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