2009年5月27日水曜日

東三条院址(とうさんじょういんし)


わだまんサイエンスがある烏丸御池から、胡麻屋くれぇぷ堂に向かう途中に、「東三条院址(とうさんじょういんし)」という石碑を見つけた。
もともと藤原氏の邸宅があったところで、藤原詮子(ふじわらのせんし/あきこ)という方が「東三条院」となり、ここに住んでいたことからこの名前で呼ばれているらしい。
京都には本当にたくさんの史跡があって感嘆する。




「東三条院の址はこの辺りを中心として二条通、御池通、新町通、西洞院通に囲まれた東西約130メートル、南北約280メートルに及ぶ細長い地域をいい、平安時代隆盛を極めた藤原氏の邸があったところである。
 藤原氏出身の女子で皇妃、母后となった人が居住する習わしとなっていた。一条天皇の皇太后となった藤原詮子は、出家して東三条院と称した。その後、邸は藤原道長に引継がれたが、邸内は尊美を極め、庭内池には竜頭船を浮べて、天皇の行幸を仰ぎ、公家の遊宴が盛んに行われた。邸は安元3年(1177)火災で焼失した。」

2 件のコメント:

トマ さんのコメント...

ありますよね、意外な発見って。
今日、たまたま自転車で事務所に来て、6年目にして初めて道端に5メートル級の銅像を見付けましたよ。

Syu さんのコメント...

京都の街中を歩くと、さまざまの発見があって本当に面白いです。しかも毎日何気なく通っている道端などに史跡があったりしますので、よく注意しないと見つけられなかったりします・・・(笑)
今後も意外な発見があれば紹介していきますね。