2007年11月6日火曜日

暖かさ

以前、阪神淡路大震災の被害に遭われ、またご自身が看護師として精神的後遺症に悩む人々の心のケアをされていた方の公演をお聞きしたことがあった。
そのときに人間というものは過去のつらい経験を時を重ねるに連れ、人に語ることができるようになるものであり、心というものは成長し、強くなるものなのだというお話を伺った。

また、人は誰かがそばにいてくれるだけで心が安らぐものなのだというお話を伺った。誰かがそばにいてくれる。それが人間の存在の重みなのだと。

私たちはすぐ直後に起こることさえ予知できないのだから、ぜひ近くにいる人々に愛のある暖かい言葉をかけてくださいと、そのときお願いされたように思う。

特に日本の男性は妻に対して愛のある言葉を語るのが苦手だという。
耳の痛いお話であった(笑)

少し寒くなってきたし、ハズカシイ気持ちを少し横において、暖かい言葉のひとつでも語ってみようかな、と思う。

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