オーストラリアに留学していたとき、女性の英語の先生がお話くださったことを思い出す。
「サンタクロースにお願いするクリスマスのプレゼントは何?」とその先生が3~4歳の息子さんに聞いたところ、「ボクは何もいらないから、パパとママがずっと健康で幸せであることをお願いしようと思うの。」と答えたそうである。その瞬間、その先生は息子さんをギュッと抱きしめ、「ありがとう。本当にありがとう」と涙したそうである。
もちろん、英語の授業のとき、その先生は嬉し涙を流しながらそのことを話してくださった。クリスマスは子どもがプレゼントをもらって喜ぶだけではなくて、子どもを授かった親も子どもたちからプレゼントをもらう日なのだと思う。
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